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【AKB選抜総選挙・分析と予測】 [ソーシャルメディア]

AKB48の選抜総選挙について、23日の速報発表後の状況について、ソーシャルメディアの観測から分析してみました。私が提案しているヒット現象の数理モデル(拙著「大ヒットの方程式」参照)の立場から、数理的な分析まではしてませんが、速報値発表後の各メンバーについて書かれたブログの投稿数の分析から、簡単にわかることをまとめました。

ホットリンク社のクチコミ係長を用い、上位9人についてそれぞれの名前を入れたブログ書込の日次の投稿数を観測しました。期間は5月20日〜29日で、この間のメインイベントとして22日の総選挙投票開始と23日の速報値発表があります。図はこの期間のブログ投稿数を、それぞれのメンバーごとに23日の日の値を1と規格化して、ピークの形を比較したものです。投稿数の絶対値も当然把握してますが、今回の分析からは外してます。ただ、数値としては圧倒的に大島優子さんの投稿数が大きく、他のメンバーを引き離していることははっきりしてます。

ヒット現象の数理モデルによると、その人の著名度は当然ながらなにかイベント(この場合は速報値発表)があった時のピークの投稿数でわかりますが、さらにその人についての話題がどれだけ盛り上がっているかはイベント後の投稿数の減少の様子でわかります。速報値発表時に大きなピークがあっても、翌日にストンと投稿数が落ちる場合は、それほど話題になってないと言えます。逆に速報値の翌日、翌々日でも投稿数が引き続き高い場合は、そのメンバーの速報値についてかなり話題になっていることを表します。ですので、今回の場合は速報値の時の投稿数のピークからそれぞれどれだけ減衰していくかを、ピークの高さを1にそろえて比較しようという分析です。

ヒット現象の数理モデルではこのピーク後の減少の様子を数理モデルで解析し、ソーシャルメディア上の話題性の強さという数値で表現していくのですが、ここの掲げた図でも充分に様子はわかります。

23日のピーク以降の減衰は非常に少ない、つまり一番話題になっているのは、大島優子さんです。これは彼女の速報値が1位だったため、他のメンバーに関する投稿でも、一位の大島優子さんに触れざるを得ないという事情にもよりますが、それも含めて、やはり選抜総選挙の話題の中心が大島優子さんであるということを、このグラフは示しています。大島優子さんはAKB加入以前から元々女優であり、昨年冬もこの春も連ドラに出ているなど、ソーシャルメディア上の注目度も高いことも、この減衰の少なさに影響しているでしょう。

”別格”とも言える大島優子さんを別にすると、その次に減少がゆるやかなのは速報2位の柏木由紀さんです。前回の総選挙で大きく票を伸ばして3位になって注目された勢いは維持されているといえるでしょう。ただ、減少の様子の大島さんとの差を見ると、速報値発表の翌々日あたりから、大島優子さんには触れているけど柏木由紀さんには触れてないブログがかなりあることが見て取れるので、このソーシャルメディア上の分析出見る限り、大島優子さんと柏木由紀さんとは、この時点ではまだまだ差があると見るべきです。ただ、柏木由紀さんは握手会の人気が抜群で、この人気がそのままソーシャルメディアへの投稿には結びついていないと思えるので、この観測には現れない票の動きがあると考えるべきです。投稿数の絶対値では柏木由紀さんは他の7人と同程度で大島優子さんとはかなり開きがあるのですが、実際の速報値での大島優子さんとの差はそれよりもかなり少ないですから、ソーシャルメディアに現れない票が柏木由紀さんは多いので、実際の大島優子さんとの差は、この図で見るよりも少ないと思えます。

この図での分析では3位〜5位が微妙です。速報値発表の翌日の減衰の少なさでは、3位が渡辺麻友さん、4位が指原莉乃さん、5位が高橋みなみさんと、速報値の順位どおりになってます。ただ、速報値発表の翌々日では高橋みなみさんの減衰が他の2人より少なく、これでみると、高橋みなみさんの方が話題になっているのかな、とも読めます。ただ、その後の推移で指原莉乃さんが大島優子さんに追いつく勢いを見せていることから、この3人で一番勢いがあるのは指原莉乃さん、つまり、3位が指原莉乃さんという可能性もあることがわかります。

3位〜5位と6位以下は、速報値翌日の減衰でみるとかなり差があります。板野友美さん、篠田麻里子さん、松井玲奈さんは多少減衰に差がありますが、横一線であまり差が無いと言えます。SKE48の松井珠理奈さんが減衰が激しいので、これら9人では9位の可能性があることがわかりますが、ただ、松井珠理奈さんはその後6月1日にAKB劇場でのサプライズ公演があったことが話題になっていて、この影響は今回の分析には入ってないことを指摘しておきます。

さて、5月22日〜29日の情勢は以上ですが、6月に入って5日間ありますので、その間にどう人気が変化するか、まだ不定要素も大きいですから、さて、どうなりますやら。

規格化c.png


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【AKB選抜総選挙速報・前田敦子票の行方】 [ソーシャルメディア]

数字で見ると、昨日発表の速報の上位20人の得票は130487票。昨年速報の前田敦子を除く2位〜21位の20人で113677票で、この増加分16810票は、昨年の速報での前田敦子の得票16452とほぼ同じ。つまり前田敦子票は上位20人に分散したかもしれません。

細かくみると、前田票の受け皿と予想されていた高橋みなみは、今回が8955票、前回は8582票とほとんど変わっていないので、前田敦子票は高橋みなみには流れていないと思えます。国政選挙のように『引退したA氏の票は盟友のB氏に』という浪花節的展開は、AKBファンはしないのかも。

昨年の速報値と比較すると、大きく伸ばしたのが渡辺麻友と指原莉乃。それぞれ2千票くらい増加してます。2位の柏木由紀は600票弱の増加とたいして増えてないです。また、大きく伸びたのは松田珠理奈で5千票増。その意味では、前田票は主に松田珠理奈に流れたと言えるかも。

ちなみに、首位の大島優子は2千票の減。これは反前田票が減った分かと推察されます。

柏木由紀は大島優子の次に位置しますが、前回12056票、今回12654票と600票増とあまり変わりません。前回より人気を多少伸ばした分と考えると、柏木由紀には前田票は入ってないと思えます。

ただ、このアナウンス効果により、これからは2位の柏木由紀が反大島優子票の受け皿になると思えるので、前回の最終得票から大きく伸ばして9万票台に達するかもしれません。また、大島優子は反前田敦子票が入らないために若干前回より減らし、10万票台くらいになるのかも。(今回の2千票減が反前田票の分と思うと、単純な推定で前回の12万票より2万票近く減らす計算になります)
なので、今回は大島優子と2位の柏木由紀がどこまで差が縮まるか、ひょっとしたら僅差で逆転か、というあたりが興味かもしれません。

なお、20位の渡辺美優紀は前回の速報値が無いので、順位はかなり下として、前回の下位の方の得票よりやや下の600票と仮定して計算しています。

H24速報値 H23速報値
大島優子 15093 17156
柏木由紀 12654 12056
渡辺麻友 11329 8582
指原莉乃 9337    7357
高橋みなみ 8955   8833
篠田麻里子 8619  8016
松井玲奈 8460   6559
松井珠理奈 7795  2843
板野友美 6595   6596
宮澤佐江 6280   5157
小嶋陽菜 5334   6534
横山由衣 4301   2753
高木亜樹 3661   5096
梅田彩佳 3484   1441
峰岸みなみ 3396   3931
北原里英 3302   3860
河西智美 3227   3102
山本彩 3218   1444
渡辺美優紀 2976   (600)
高柳明音 2471   1761
タグ:AKB
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もし、本能寺の変の時に、インターネットがあったら・・・・?? [ソーシャルメディア]

インターネットや、それによるメール、Web、ブログ、ツィッターなどが、いかに人々のコミュニケーションを変えたか、それを、歴史的大事件の時に、もしインターネットがあったらと考えて見ると、その影響の大きさがわかるかなと思い、ちょいと考えて見ました。

【本能寺の変】
天正十年6月2日未明、本能寺の廊下を大慌てで走る森蘭丸。
「殿! 殿! 一大事でござる!」
信長は寝所のふとんを跳ね上げ、
「何事か」
と怒鳴る。
蘭丸は、懐からiPhone取り出し
「殿、このTwitterを見てください。容易ならざる事態のようです」
信長は一目、iPhoneの画面のTwitterを見るや、枕元の自分のiPadを取り出し、Twitterの画面を見入る・・・・。Twitterには次のようなTweetが次々に入ってくるのが見える。

『え? なに、この軍勢・・・』
中国攻めでしょ?』
四国攻めかも』
『いや、東に向かってるよ』
『どこを東? 関東へ?』
『桂川なう。大軍勢が東へ渡河』
『桂川から東って、京じゃん』
『謀反?』
『毛利勢?』
『こんな旗を (画像が添付)』
『この旗、水色桔梗だよ』
『水色桔梗なら・・・明智光秀!』
『この画像、この左の人って誰・・・?』
『齋藤内蔵助・・・・』
『やばいよ。なんで明智勢が東へ?』
『信長さんに知らせなきゃ』
『おーい、信長さん!』
『殿〜!』

蘭丸が、「殿、これは謀反では・・・」と言おうとすると、すでに信長の姿はない。
廊下の遠くで大股で入り去る音、そして、大音声で
「馬曳け〜い!」

かくして、信長が単騎、まっしぐらに安土城に駆け戻り、軍勢を整え、光秀の反乱に対抗したのでありました。

めでたし、めでたし・・・


Facebookと日本の文化との食い違い [ソーシャルメディア]

なぜ、Facebookが日本ではバッと流行らないのか、いろいろ考えてますが、理由は案外簡単かも、と昨日思いつきました。

Facebookは、本来、アメリカ大学で習慣として行われた、新入生の顔写真付き紹介の本、フェイスブック(顔の本)をネット化しようとしたものです。アメリカの大学では、自分たちの仲間に新たに加わった新入生にいろいろ自分たちのコミュニティに入れる誘いをしようと、そうしたフェイスブックは需要があるのでしょう。なので、それを電子化し、さらに各大学で実施。すごく自然な流れです。

翻って日本は、顔写真付きのフェイスブックどころか、学生名簿を作成すること自体が個人情報保護法との絡みで微妙で、最近は学生名簿を作らない大学、小中高が増えてます。少なくとも学生名簿は個人情報保護法の対象とみなされ、作成してもそれは成績管理用で、学生たちには配布しないとか。

まして、学校以外の社会、例えば会社では考えられないでしょう。「**会社新入社員」とかいう冊子を作り、それを社内だけでなく、一般にも販売するなど、やっている会社は1社も無いでしょうし、やろうとしても賛成が得られるとは思えません。

そんな、個人情報保護法の下で極端に個人情報の公開を制限し、しかもそれが悪法呼ばわりされるのではなく、なんとなく社会に馴染んで強い反対は無い気がします。そんな日本社会の文化に、フェイスブック。元々、無理かも。

Facebookは日本で成功するのか? [ソーシャルメディア]

Facebookがなぜ日本では流行らないのか?映画「ソーシャル ネットワーク」の封切りもきっかけになって、あちこちで、Facebookは日本社会で成功するかという議論がされています。別に流行に乗るわけではないですが、私自身、twitterなどに比べてもFacebookには違和感を感じる部分があるので、私なりに考えて見ました。

ザッカーバーグが初期に開発した「コースマッチ」というサイトでは、それぞれの講義ごとの名簿がオンラインで見られ、さらにその講義受講者名をクリックするとその人が参加している講義が見られる。私が所属する大学の場合、受講システムというソフトでその種の機能は存在はしているが、一般の学生や一般の教授・准教授でさえ、そのようなアクセスは禁止されている。それぞれの学生個人のプライバシーの侵害という見地からである。と言うのも、その種のアクセスがオープンになれば、どの学生がその講義の単位を落としたかが明らかになってしまうだろうということだ。このあたり、アメリカではまったく問題になっていないのだろうか?このように、大学内の生活を取ってみても、そもそもアメリカと日本でそれは大きな違いがある。

アメリカは、目立つほど得する社会。チャンスは平等なので、目立つとチャンスが来る。そして、アメリカは徹底的なコネ社会なので、コネをどう作るか、そのためには目立たないだめだと、という発想になる。アメリカでのコネとは、もちろん血縁関係や小学校の同期とかいうコネもあるけど、他に大学時代の知り合いというコネも大きい。日露戦争の時にアメリカを親日的に動かそうと日本政府が使ったのは、金子堅太郎がセオドア・ルーズベルト大統領とハーバード大学で同期というコネである。これは有効に働いたらしい。

日本は、目立つと損をする社会。就職も育ちや学歴などいろいろな要素が配慮され、実力はその一部でしかない。しかも、目立つ人は嫌われる。日本の社会にもコネはあるけど、日本で就職などに力を持つコネは親族のコネ。血縁関係のコネ。あるいは幼なじみのようなコネ。従って、Facebookで作れるようなコネではない。なので、Facebookでいくら頑張って交友関係を拡げても、それが就職等で役立つコネにはならないのは明らかなので、日本の若い人はそういう方向でFacebookを利用しようとは、まず思わないのではないか。

また、日本では、プライベートと表と分けたい傾向が目立つ。個人では、表社会にプライベートがわかって得することなんてないから。

私がFacebookに加入した瞬間にウチの研究室の学生が紹介されてきた。後日その学生に聞いてみたところ、「友達登録は即座に拒否します」とのこと。日本ではそうなんです。指導教授という絶対的上位にある上司に、自分のプライベートを覗かれたくない、それが学生に限らず日本人一般の心理でしょう。自分の密かな行きつけの店があるとして、それを仕事仲間などに知られずにいたいというのは、日本人によくある心理でしょう。

Facebookはまったく逆で、自分が密かに知ってる行きつけの店をFacebookに書いて大々的に宣伝し、それを見た仕事仲間やネット仲間が大勢やってくるのをお店に自慢して、宣伝効果に見合う値引きを要求するという感じでしょう。いかにもアメリカ的と言えます。

日本社会では長いこと、仕事仲間と職場以外でも毎晩お酒を飲むなど、一緒に行動する習慣があった。今では以前よりその傾向は少なくなってきたけれど、それでも根強い習慣である。そんな職場でもプライベートでもべったりという環境では、仕事仲間とは切り離された時間空間、あるいはネットワークは、ほっと一息つく憩いの場なのではないか。アメリカの場合はそんな昼も夜もというつきあいはなく、仕事仲間とは仕事の時間だけ。勤務時間が終わったらドライにそれぞれのプライベートな時間に散っていくから、むしろプライベートと仕事と両方わかってくれる仲間が欲しいという心情もあるのではないか。だとすれば、実名で公開するFacebookがアメリカで流行る理由もわかる気がする。

アメリカの大学で成長したシステムなのでFacebookは入るときに所属するネットワークを申告させてそのネットワーク内にいるFacebook加入者を紹介する仕組み。特にセキュリティの設定をしない限り、同一ネットワーク所属者同士はプロフィールなどの情報を自由に閲覧できる。これは「ネットワーク=所属する大学」と考えると同一大学の学生同士ならよくわかるシステムだが、日本で既に会社等社会で生活を営んでいる一般の市民が個人でいろんなプロバイダに加入していることを考えると、日本の個人ではネットワーク申告は意味が無い。docomo.jpのネットでFacebookを利用している人を紹介されたり自由に閲覧できるようにされても困るだけ。同じネットに加入していても、縁が無い人ばかり。メールのネットワークに加入している人はみんな知り合いと仮定しているSNSなので、日本の実情からは困ることが多い。

日本だと、法人にはいいかもしれない。個人には、Facebookのメリットはあまりない。日本だと、仕事場、仕事と関係あるネットワーク、家族、趣味、近所、さまざまなネットワークがあり、それぞれの何人かと繋がっている。それをいきなりフラットに解析されて、自分と繋がってる全員が友達の友達だと言われて紹介されちゃっても、困るだけ。メリットのある日本人は誰もいないのでは。例えば、大学の准教授をしている女性が近所の奥様方と子育てについてあれこれ井戸端会議をしているとき、普通は自分が大学准教授であるという肩書きは隠したいだろう。それを表に出すと近所づきあいがしにくいからだ。また、茶道に熱心な人が茶道の会合に出るときに、それぞれの仕事上のつきあいのある人の話などを持ち出して会話するなどは避けるだろう。あくまで茶道の会なら茶道に関係した友人に話を限るはずである。そうしないと、日本では特に大都市では人口が密集しているので、知り合いを増やしすぎるとプライベートが事実上無くなってしまう。

どうやら、Facebookは、基本的には、公開されて困る友人はいなくて、友人は多ければ多いほどよくて、友人の友人とたぐって知り合いになるのは、いい事に決まっているという前提で設計されているようだ。例えば、採用人事で水面下で接触してきて、結局応募しなかった人なんかが友人として扱われてFacebook上で公開されたりしたら、お互い困るだけでしょう。そんな配慮は基本設計では、なされていない。

Facebookの説明にも、「Facebookはリアルな交友関係のある人たちが、より緊密に繋がるところ」と表現していて、やはり警戒しなくていい知人関係を暗に仮定してシステムを設計しているようである。

文化がアメリカとは違うヨーロッパでは、Facebookは、どう使われているのだろう?


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